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三連休の最後の夜

様々な条件が重なり、僕の三連休はほとんど家に閉じこもったまま終わった。少々ウツな気分だ。
せめて眠る前くらい、良い気分で床につくことができる本はないか、と本棚から取り出したのが、片岡義男著「ブックストアで待ち合わせ」だ。
アメリカの本を紹介する、エッセイ集である。

目次で最初に目を惹いたのが、
L.L.ビーンのアウトドアーズ哲学をつくった人」
それから、その周辺の数項目をたてつづけに読んだ。
「フォルクスワーゲンを元気に生かしつづけておくには」
「カウボーイは、なぜカウボーイ・ブーツをはくのか」
「服は雄弁な言葉だ。気をつけて着こなそう」
「1台のオートバイが、ひとりの現代人を不安から救った」

「カウボーイは~」ではカウボーイブーツの成り立ちについて記されているが、ブーツを履く機会が多い者としては、バイク用ブーツと重ねて考えることができて楽しかった。
「フォルクスワーゲンを~」は、VWに特に興味が無い僕でも、そのメカニズムについて興味深く読むことができた。

片岡氏といえば、気障な恋愛小説というイメージを持っている人がいるようだけど、彼の真骨頂はこのようなエッセイ集だと僕は思う。
軽やかな、しかし独特の空気感の文体のなかに、ぐさりと突き刺すような文章が隠されていて、その指摘はたいていの人が同意または共感できるものだ。
手元の文庫本はもう20年近く前のモノだが、古本はかなりの数が流通しているので、今の10代,20代にも是非読んで欲しいなあ。

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