GW6日目・裏秩父野鳥編
今日、秩父で舗装林道を走ってるとき、道路の上まで伸びた木々の枝の間から、バサッと一羽の鳥が飛び出した。
そいつは、2,3回羽ばたくと滑空し、また羽ばたいては滑空という方法で、僕と同じ方向に、同じ速度で飛んでいた。距離にして30mくらいか、ランデブーはあっという間に終わり、鳥はわずかに方向を変えながら高度を上げ、そして見えなくなった。
そのときの、僕と鳥との距離は、「もう少し加速して、スタンディングして腕を伸ばせば、触れるのでは?」という近距離で、しかもそいつは平地に暮らす人間には滅多にお目にかかれない猛禽類だった。
いつの頃からか、山の上を悠然と飛ぶ様をみて、猛禽類にある種の憧れを持つようになった僕は、とても興奮してしまった。じーっと、その動作に見とれていた。信仰心の無い僕でも、「神の創造物の、なんと美しいことだろう」などというセリフが出てきそうなくらいに(照)。
その鳥は、あまり大きくない体長、羽根の模様から、僕はノスリではないかと推測している。
今日のルートは、バイク乗りとしては少し失敗した気がするが、自然を求めた人間としては悪くなかったかな。
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