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イカレポンチの本、2冊

「何読んでるの?」とヨメに聞かれて、「イカレたオヤジの恥ずかしいポエム」と答えたのが、山田深夜氏の「横須賀Dブルース」「千マイルブルース」だ。
(先日、図書館で「日本百名道」を借りたとき、ついでに取り寄せをお願いしたのが、実はコレなのだ)

「千マイルブルース」の表紙に載る氏の格好は、アウトライダー本誌の書評で編集長も表現するように「イカレポンチ」だ。実際出会うと、私などは一旦引いて、そして笑うだろう。他人を笑い者にするのは、憚れるけど。

しかし、氏の書くショートストーリーは、(沢木耕太郎や花村萬月のような)文章の美しさ・豊さ・奥深さは感じられないものの、ときには泣き、ときには笑いを誘う。
「恥ずかしいポエム」と言いながらも、アウトライダー本誌で発表されるたび、もっと読みたい、単行本は出ないのか、とクセになる不思議な文章だ。
世間の暗い部分を描きながらも、暗さが無い。笑いかすっきりとした泣きで終わらせてくれる。展開に期待や不安を抱きつつも、安心して読めるのだ。

前述の通り、イカレポンチな男の写真が載っている表紙なので、手に取るのはためらわれるだろうが、見かけたら是非読んでみて欲しい。

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