中学生自転車通学の疑問
「梅雨の中休み」と報じられた朝、自転車で職場に向かった。中学校に近づくと、通学途中の中学生がちらほら。
でも、何かおかしい。。。よく見ると、皆自転車を押して歩いているではないか。
中学校の前を通り過ぎ、再び中学生の数が少なくなったところで、一人の男子に問いただした(女子だと通報されそうだからね(^_^;))。
「ちょっと教えてくれる? 何故自転車乗らずに押してるの?」
「コーコー。。。(もごもご)」
何言ってるか聞きとれない。質問を変えてみる。
「押して歩けって、先生に言われたの?」
コクン(頷き)。
「危ないから?」
コクン。
「ばっかばかしいねー!!!」
思わず声がでかくなると、彼は苦笑した。アタリマエだけど、納得してないんだろうな。
あまり引き止めてはマズイ。礼を言って、とりあえずその場を立ち去った。
後日。平日の昼間、暇ができたので、件の中学校に電話インタビュー。男性教員が応対してくれ、意外とすんなり事情を話してくれた。その教員からは、
・原則として、自転車通学禁止。
・「自転車を押して通学しているとき」は、許可された日である。
・許可は、放課後に「部活で他の練習場所・他校へ行く」「高校を訪問する」等の事例におりる。
・自転車運転講習も開催しているが、マナーの悪い生徒がおり、苦情を受けている。
という話を伺った。
つまり事の経緯は、
1.通学では自転車を必要としないが、必要とする場合は許可した。
2.ところが、マナーが悪く苦情殺到。
3.では、せめて許可した日の登校時は、押して歩かせよう。
ということらしい。
教員たちの苦肉の策ではあることは理解(推測の範囲内だが)できたが、自転車押して歩かせるなんて、マヌケなやり方ではないかな。もう少し何とかならんものかな。
苦情を受けても、
「学校では、教育プログラムを実施している。それでもマナーが悪いのは、本人たちの問題。」
と反論しても良いような気がするが。
それだと、生徒を切り捨てることになるのかなあ。
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