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今日は

10年くらい前の、ある月の自転車雑誌の特集は、そのものずばり「アメリカ」だった。
当時流行り始めたダウンヒルがメインで、ピックアップトラックや広大なフィールド,豊富な製品を生み出す土壌をとても魅力的に捉えていた。

悪役的スタイルのレーサー、ショーン・パーマーにも惹かれていた。
彼のようにタトゥーを彫ったり、キャデラックを乗り回したりしようとは思わなかったが、自転車の選手としては異質なスタイルが、カッコよく感じられた。

更に遡って1988年の秋、開園5周年の東京ディズニーランドではアルバイトをしていたことがある。
3ヶ月間という短期間、「カストーディアル」(ゴミ掃除)という地味な仕事、体力的にもキツかったけれど、このまま就職してしまおうかと考えたほど楽しい職場だった。

こうして周りの人たちと同様に、何の疑問も持たずにアメリカ文化を享受していた。
それが5年前の今日、決定的に受け入れられなくなってしまった。

思想の変化はゆっくりとしたものであったが、振り返って見ると、決定的な日付はやはり「今日」なのだろう。

自転車にあまり乗らなくなった今でも、モータースポーツを愛好する者として、アメリカは依然として憧憬の対象だ。
しかし、その貪欲に楽しんでる様子を写した雑誌の写真などを見ると、疑問がちくりと胸を刺す。

健康に働くことが可能で、休日には遊びに興じることのできる、その豊かな生活を送ることができるのは何故なのか?

それ考えてたら何もできないよ、と他人は言うけどね。

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