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タクシーを使わずに

出張2日目。
出張先からホテルまで、歩いてみることにした。

おおまかな地理は、頭に入っている。
ただ、まっすぐに行ける道が存在しない。
いちばん分かりやすく近い道は、クルマの通りが激しく、徒歩には向かない。

まずは、いちばんの目印である中央道に沿って歩き始めた。
日没30分前。周囲は、畑や田圃。中央道の下をくぐる短いトンネルと相まって、不気味さ満点。
カバンをひったくられても、目撃者はいないようなところ。
深そうな用水路もあり、ナニかが沈められていても不思議は無い。
後ろからクルマの音が聞こえると、少しカラダが固くなる。

第二の目印である川を見つけたときには、ほっとした。
土手に上がると、出張先の建物とホテルが同時に見え、もう迷いようはない。

土手を歩く自分の視線は、民家の2階より少し高い。
民家やマンションの開いた窓から、食器の重なる音が聞こえてくる。いかにも夕食時だ。
夕食前にねだられたのか、家の前の道路でバドミントンに興じる親子もいる。
こんな早くに家に帰って親子のふれあいなんて、うらやましい。日本のエンジニアは、どこの会社でも残業がデフォだ。

ホテル前の橋に近付くと、河川敷の広場にはまだ自宅に帰らぬ人がいる。
ベンチに腰掛けて電話したり、釣りをしてたり。

橋を渡る。
歩行者と自転車のみの橋だ。歩行者二人がすれ違うだけの幅しかない。
川沿いの中学校のために、造られたのだろう。朝は、中学生が続々と渡っていくのが見えたから。

橋を渡り、土手を下りて、ホテル到着。
所要時間40分。
ときどきこうして、クルマを使わないことの快感を感じている。
Koufu_toho

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