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研究施設一般公開@海上技術安全研究所

職員食堂のある研究所本館から、武蔵野の森をそのまま残したような小路を抜けると、こまごまと建物が建っている。どれも古そうだ。

★循環流動層
エンジンの排気管の中に粉体を通過させ、排気ガスの有害成分と熱エネルギーを摂り出す実験の施設。
鉛直方向に粉体が移動する容器が、振り子のようにゆっくりと揺れていた。
(動画あり)
船のエンジンに使うので、ココで研究しているようだ。
ちなみにこの粉体は、エンジンオイル同様に一定の期間を過ぎたら要交換とのこと。それまでは何度でもエンジンを排気管を回り、仕事をするというワケだ。

★深海水槽
深さ35mの水槽。直径は20mくらいか?
タイミング良く「造波デモ」を見ることができた。
(↓動画たっぷりあり)
動画1
動画2
動画3
動画4
動画5
動画6

★高圧タンク
タンクそのものは見学の対象とならずに、タンク内の高圧でキュッと縮めたカップヌードルの容器をお土産として展示&進呈。文字が均等に小さく、均等に高圧がかけられた様子がよく判る。

★スターリングエンジン
模型と実用化を目指した試作品の両方が展示してある。
(模型動画あり)
実用化できたら、循環流動層での実験同様、海上で二重にエネルギーが取り出せるんだよなあ。
試作品は構造が複雑なので、研究員の方に丁寧に説明していただいて、やっと理解。もう1回見て、質問攻めにしたいシロモノ。
下の画像は、左側が本体,右側が内部の作動部。
St_engine1St_engine2
試作品の部品単品の図面も展示してあって、材料が「未定」になっており、「とりあえず図面だけ描いちまえ!」というノリが、痛いほどよく解る(苦笑)

★省エネルギー実験棟
レーザーを使って、見えないレベルの粒子になった線香の煙を可視化させていた。
こういうのは、単純だけど見ていて飽きない。
(動画あり)
昔携わったレーザー干渉計の仕組みを思い出し、偏光ミラーのあたりを覗いてたら、積極的に説明してくれてウレシイ。
ちなみにこのレーザー、沈没船探査の実験に使おうとしたら失敗して(笑)、その余りだそうだ。

★海洋構造物試験水槽
洋上風力発電やメガフロートの模型実験に使う、方形の浅い水槽。
パネル展示ばかりで、イマイチ。
それよりメガフロートの研究って、まだ続いているのか。。。断念したという噂を聞いたが。

★バーチャルボートレース
PC上で、2点をカーソルで移動させるだけで任意の船の形状を作ることができ、さらにその船を最速のものと1対1で競わせることができるゲームをやっていた。
勧められてやってみた。
結果は153位/155人中。
空力センスゼロかよ。。。orz

★400m水槽
幅18m×奥行き400m×深さ8mの水槽。
400mtank
400mの奥行き方向には電車のような作業台車を走らせることができ、その台車から模型船を曳航させ、水の抵抗などを調べるとのこと。
当日はこの台車に乗り、真ん中の200m地点まで往復。そのときの模型船は自動車輸出船(実船の長さ19m)を模したものだった。
(動画:台車の中から)
(動画:台車の外から)
水は井戸水を汲み上げ、その成分は温泉と同一。加温すれば温泉施設が1軒出来上がる(笑)

さすがに、歩きっぱなしで疲れた。
でも、残りの電子航法研究所の施設はわずかだ。
せっかく来たのだから、次行ってみよう。

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