はかり資料館だけでも
実家へ帰ろうとしたら、「親戚の葬式があるから帰って来るな」と母から電話。
昨日の午後に何パターンか計画を検討した結果、KLXで松本市の「はかり資料館」に行くことにした。
7:30、関越道・花園I.C.からスタート。
交通量は、通常の休日程度。
藤岡から上信越道に入ると、小雨が「降って止んで」の繰り返しで、コットンのジャケットも「濡れては乾き」の繰り返し。
県境のトンネルを抜け、長野に入ると一変して快晴。
小諸I.C.で降りて、松代の「象山地下壕」に寄り道。
「松代大本営」とか「首都移転計画」とか、シビれる単語に隠れた太平洋戦争中の地下壕だ。
専用駐車場から数分歩くと、住宅街の中の小山にぽっかりと横穴が開いている。
拝観は、入場無料・ヘルメット必須・勝手に被って行け、という気楽なスタイル。
ひんやりと涼しい内部は、基本的に素掘り。見学路は、白熱電球の灯りと数点の説明看板のみ。
入口は少し狭いが中に行くほど広く、縦2~3m,横3~4mの軽自動車がすれ違えるサイズ。
よくある防空壕とはスケールが違いかなり広いが、その広さがかえって不気味に感じる。
奥まで掘り進んだ工員の排泄とかはどうしたんだろう?
これに比べりゃ、半導体工場のクリーンルームの閉塞感はまだマシだな。
盆休みで家族連れが多いのが幸いした。
冬の平日なんて、とても怖くて入れない。
地下壕の入口では、女子高生が土産物を販売している。
ボールペン等の記念品的なものと併せて、高校の研究サークルの聞き取り調査冊子も売られている。
こういった「聞き書き」は、琴線にバリバリ触れるので、1冊購入。
松代を出て、松本へ向かう。
地図も見ないで千曲川の川べりを走ってたら、よさげな蕎麦屋発見。
メニューには、珍しくも大好きな「胡桃だれ」が。
ソレにプラス、ハモの天ぷらを。
うひー、ゼイタク!な、¥1,800になってしまった。
胡桃だれは、いつも行ってる秩父の店より濃厚さが足りないけど、ひとまず満足。
ちなみに店の名は「安心(あんじん)」と覚えているが、場所はよく解っていない(笑)
店を出て、何も考えずにR403を南下。
クルマがまばらな峠道をグングン上っていくと、「姨捨駅」の標識が。
姨捨駅からは夜景が美しいというが、ココでも同様な眺めなんだろうな。
14:00過ぎ、松本到着と同時に「はかり資料館」に突入。
商店街の一方通行の道路に面しているので、クルマや多数のバイクは駐車場所に注意。このときはバイク1台なので、館内係員のおっちゃんに尋ねて、スキマに停めさせてもらった。
病院のシールが貼られているということは、投薬時に薬の量を量ったのか?
繭の雌雄選別って。。。何gの分解能だ? 「繭は4g程度」って書いてあったけど。
今日みたいに暑い日(34℃)は、金属の熱膨張が誤差(器差)にどのくらい効くのだろう?
たっぷり1時間ほど見学後、ホテルにチェックイン。
荷を解いて、夕食がてら市内散策。
松本城の周囲をひと回りするバスに乗ってみたが、イマイチ面白みは無い。松本城自体は1回行ったことがあるからな。
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