« 直江津から来た少年 | トップページ | キタ○ラ往復 »

どんど焼き乱入

昨日チェックインしたときに降っていた雨は、雪に変わっていた。
1001101

寝過ごして、またもや8:00過ぎ。
ホテルの無料パンを食べたあと、次の電車が10分後ということを知る。
大慌てで駅に向かうも、その電車は長野まで行かないことが判った。
今回は時刻表を持っておらず、また、思考混乱のために飯山線は早々に諦めた。
とりあえず、直江津行きに乗車。

[8:51 春日山発]
[9:40 笠島着]
「最も海に近い駅」として有名な青海川駅に降りようと予定していたが、笠島駅に着く直前、車窓から発見した「海に突き出た鳥居」が気になり、緊急下車。

小さな集落を通り過ぎ、
1001102
今乗ってきた鉄道の下をくぐると、
1001103
そこは、防波堤に守られた砂浜。
海水浴場でもある。
そして、防波堤の先に弁財天が奉ってあった。
1001104 1001105

予想より荒れていないけど、時折大きな波しぶきが立つ。
いちばん奥の鳥居まで行くのはやめて、安全な場所から何枚か撮影。

砂浜には、10人ほどの焚き火をしている人たちがいた。
こんなどんよりした小雨まじりの中、何やってるんだろ?
近付こうと方向転換した瞬間、
「おうい、あんたも来なさいよお」
おやっさん、反応早っ!

で、訊いてみると「どんど焼き」だそうな。
昨日の少年の言っていた「賽の神」と同じだ。
先刻まで、数mの火柱だったとか。

話の途中で、コップと皿を押し付けられる。
「電車で来た? じゃあ呑んでもいいだろ」
それもそうだ。旅の途中で呑むことが無かったから気付かなかった。
ありがたく、いただく。
1001106

皿の上には、ノドグロを載せられた。
名前は知っているけど、食べるのは初めて。
香ばしく焼きあがって、とても旨い。
シャケに似た風味が少し感じられる。

スルメやモチもいただいていると、一人また一人と一升瓶を抱えてやって来た。
その都度、酒が注がれる。
酒どころだけあって、皆良い酒知ってるなあ。
どれも口当たりが良く、非常に美味しい。
日本酒は1合がせいいっぱいのはずなのに、あっという間に3合が胃の中に消えた。
3合目は、なんと越乃三梅のひとつ・雪中梅だ。
旨すぎて、怖ええ。

既に出来上がったおやっさんたちが、鳥居を指して教えてくれた。
「あそこはね、映画の撮影に使われたんだよ。何ていったっけ?」
「”ノーボーイズ,ノークライ”だよ。妻夫木聡が来てたんだよ」
「先端まで行ってみた? 行ってない? 俺まだお参りに行ってないから、一緒に行こう」
年が近そうな人が一人、誘ってくれた。
「波が高そうなので遠慮してたのですが、大丈夫ですか?」と問うと、
「大丈夫、今日は凪いでるから。元旦は波の高さが10m以上あったけど。砂浜も波の花が咲いていて、写真撮るならそのときの方が良かったかもね」

いちばん奥の鳥居の横に置かれたものは、錨だ。
漁師たちが海の安全を願って奉納したという。
もう数十年経つそうだ。
1001107 1001108

先刻の輪に戻ると、コレお土産、とビニール袋に包まれたものを手渡された。
「ソレは笠島もずく。スーパーで売ってる沖縄産のものと違って、シャキシャキとした歯応えが特徴。
塩漬けにしてあるから、塩抜きは3回やってヌメリを取ること。
全国ではあまり知られてないけど、新潟では有名なんだよ。
希少でね、今だと¥6,000/kgくらいかな。
今日どこかへ泊まるなら、それ宿代になるよ(笑)」
持った感触だと500gはありそうだから、確かに宿代に近い。

11:00を過ぎたので、礼を述べ、失礼することにした。
最後に皆さんの集合写真を撮り、年が近くて比較的シラフな方のアドレスを聞いて、別れた。
。。。なんだ、この旅番組的展開は(笑)

[11:23 笠島発]
降りる予定だった青海川を車窓から眺めると、確かに海はすぐ下だ。
下車は、今度の夏にしようかな。
1001109

柏崎を過ぎると、山の中へ。
次第に雪深くなる。
10011010 10011011

10011012

隣のボックス席の、同年代らしき男に話に付き合ってもらう。
同じ18きっぷで、同じくヨメを置き去りにして、同じくカメラ空きで、同じくアテのない旅ということで、会話が弾む。
とりあえず今日は酒田まで北上、とか言っていたっけ。

[12:21 長岡着]
列車を降りて、昼食を取りに改札の外へ。
改札の目の前の観光案内所で訊くと、
「駅の外の飲食店は、たいてい日曜が休みなので。。。」
そうですか、では駅ビルの中で適当に。
10011013
へぎそば天ぷらセット¥1,650なり。
少し高いけど、味は良い。駅ビルの店とは思えないくらいに。

[13:46 長岡発]
[14:27 八色着]
今頃になって、先刻の酒が回ってきた。
ぐたーっとしていて、大切なことに気が付いた。
オレ、駅からクルマで帰るんだっけ。
最後に呑んだのが11:00だから。。。アルコール抜けるのは19:00ぐらいか?

気持ち悪くなって、八色で緊急下車。
無人駅の八色は待合室に暖房がないが、少しガマンして休憩。
10011014 10011015

[14:55 八色発]
反対側の下り電車が来たので、乗車。
隣の小出なら、待合室に暖房は付いてる。
小出で休もう。

[15:00 小出着]
暖かい待合室で休憩中、最悪のときは小出駅前のビジネスホテルに泊まってしまおう。
。。。と考えていたけど、1時間ほどで何とか復活。
10011016 10011017

そういや、地元の人は皆長靴履いてるんだよな。
長岡の駅ビルの中でも、長靴率高し。
さすがに若い女性はオシャレなブーツだったが。
それから、考えられないくらい薄着の人が多い。
昨日の少年も、ロンTにパーカーという秋のような服装だった。
ダウンジャケットなんて、あまり見ない。
ダウンジャケットにスニーカーの人は、新幹線の停まる駅で降りていくので、地元民ではないと確信できる。
10011019 10011020

[16:03 小出発]
[17:37 水上着]
越後中里あたりで、車内照明のみが停電。
車内放送によると、架線の雪でパンタグラフが一時的に外れることがあるそうだ。
土樽で点検のために7分停車、そのまま7分遅れで水上着。
接続の高崎行きは、待っててくれていた。

[17:40? 水上発]
[18:40 高崎着]
持ってきたフリーライドマガジンを読み終えた頃、高崎着。
やはり雑誌は必要だ。
小説だと、その世界に入りこんでしまって抜け出せない。

[18:58 高崎発]
[19:30 熊谷着]
午前中の飲酒から8時間が過ぎ、幸いにもアルコールが抜けて熊谷着。

|

« 直江津から来た少年 | トップページ | キタ○ラ往復 »

コメント

半魚鳥さん、いらっしゃいませ。
私は熊谷在住12年ですが、熊谷でどんど焼きを見たことがありませんね。
熊谷の前に住んでた関東某県では、小規模に松飾りを燃やすことはやってました。
ぐぐると、「どんど焼きは全国的な行事」と書いてあったりしますけどね。

投稿: そーいちろ | 2010.01.12 23:11

はじめまして。どんど焼き、熊谷で検索していてヒット。お邪魔してみました。
熊谷の方ですか?熊谷の人がどんど焼きを知らないのでショックを受けていたところです。

投稿: 半魚鳥 | 2010.01.12 15:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 直江津から来た少年 | トップページ | キタ○ラ往復 »