「ユーラシア横断1万5000キロ」
著者の文章は、「10年10万キロストーリー」で馴染みがあった。
丁寧で、人を傷付けない優しい文体で、好ましく思っていた。
内容は、東京からロンドンまでの、ほぼロシア横断なクルマ旅。
今の時代珍しくは無い行為かもしれないけど、飛行機から地上を走るクルマを見て「行けそうだな」という発想に、自分の感覚と重なった。
そして、ロシア語をかじり、ロシアンラリー参戦を頓挫させた身としては、現代ロシアのクルマ事情は気になるトコロ。
98%ロシアの話で、ヨーロッパはほんの少し。
なので、ヨーロッパが目当てなヒトは期待はずれかも。
読んだ後に、熊谷→富山→ウラジオストク→新潟というのはどうかと夢想したが、富山からの定期便はなくなったそうな。
新潟→ウラジオストク→サハリン→稚内という案もあるかも知れんが、サラリーマンの夏休みではキビシイのう。
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