SpeedMasterの帰還
OHに出していたSpeedMasterが帰ってきた。
正規カスタマーサービスの見積承認から、丸1ヶ月を経て。
依頼した内容は
・基本的なOH
・紛失したプッシュボタンの修理
だが、保証のためにブレス(金属ベルト)交換が必須となり、見積り後2週間悩むほどの金額を請求された。
正規カスタマーサービス以外の時計修理店に依頼すれば費用は抑えられたのだろうが、クロノグラフを扱える店は少なく、信頼に足る店も知らない。
ディーラーの言い値で車検を頼んだことに似て少し悔しいが、情弱ゆえに仕方ないと諦めた。
金かけただけあって、新品同様になった。
風防の欠け傷も消えていた。自分の使った歴史も消されたことについては、少々複雑な気分。
「裏蓋を交換する」とは訊いていた。
シーホース周りの、細かいハッチング状の加工がOH前と異なるように見える。
このSpeedMasterは廉価版だが、それでも「高いだけはあるな」と思わせるところがブレスの機能的なデザイン。
画像左のSEIKOと比較すると、連結ピッチが細かく、小さいRを形づくるようになっている。
即ち、腕に容易になじむデザイン。
同梱の説明書を開くと、「オートバイの振動に注意」との記載が。
以前は、フツーに腕にはめて走ってたんだがなあ。
プッシュボタンの破損は、それも原因のひとつなのかな。
| 固定リンク
コメント