アウトドアブランドのフリースの進化に驚いた
およそ20年ぶりに、アウトドアブランドのフリースを買った。
TNF,モンベルなど計4着持っているが、当時のゆったりなサイズは最近のスリムなアウターには合わせられないので。
1枚目は、フェニックス。
型落ち品が半額。
ちなみに170cmむっちり体型の私のサイズは、Mがベスト。
試着してみると、着心地がめちゃめちゃイイ!
フリース生地がしなやかで柔らかく、カラダのラインにフィットするのだ。
肩がぐるんぐるん動かせる!
腕上げても、ヘソが出ない!
勢いに乗って、別の店で2枚目を購入。
今度は、マウンテンハードウェア(MHW)の薄めのもの(マイクロチルジャケット)。
価格も、半額とはいかないが30%OFFで¥7,000。
こちらも、動きやすさは同様にイイ!
サイズは、S。
Mは、胸囲はOKだが、袖が長すぎた。
MHWは、他にも厚めのモンキーマンジャケットを試したが、やはり袖が長すぎ。
帰宅後に細部を見ると、さらにいくつかの良い点が確認できた。
1.ファスナーのスライダーが完全に覆われ、首(喉)の皮膚に直接当たらない。
ファスナーそのものも大きな進化が感じられた。
2.生地に合わせ、ファスナーも柔らかい。
フルジップだとアウターのファスナーとの干渉を懸念したが、まったく問題にならなかった。
3.閉じるとファスナーのエレメントが隠れて、防風効果が高そう。
内側の持ち出しと併せて、2重の防風のようだ。
古いフリースのファスナーは、どのようなものであったか?
93年頃購入のTNFは、
エレメント大きい(ピッチ粗い)。
スライダーの引手に、無駄に金かけてる(笑)。
97年頃も、引手はベーシックなタイプだけど、基本的には変わらんね。
2011年になると、さすがに大きく変わってる(画像はフリースではないが)。
エレメント小さく(ピッチ細かく)、引手も簡素化。
金属部分を少なくして、樹脂製のジッパータブを付けるというのは、コストダウンとなるのかな。
それにしても、いつからこのレベルのモノが出てたんだ??
こんな良いモノが¥5,000なんて、¥3,000のユニ○ロは詐欺に近いな。
知らずにいて、損した気分だ。
必要充分にモノは持っているとしても、買わなくても、新製品の実物チェックはしておく方がお得かも。
※ファスナーについては、以下のwebサイトに詳しい。
YKK「スライダーのきほん」
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