カシメ
間違って買ってしまった、XRのチェーン。
30,000kmを経て交換を勧められた、F800GSのチェーン。
これらは共に、ジョイントがカシメタイプ。
経験がなく不安だが、意を決して自分で交換することにした。
まず、カシメ用の工具を購入。
DIDのかし丸君、¥9,570。
27mmメガネレンチ、¥1,510。
最初は、XRから。
チェーンは、RK 520RX。価格失念。
ハンドル別体(メガネレンチ使用)のかし丸君では作業しづらく、ハンドルが一体の既存のカッターで切断した。
カシメ作業は、DID公式サイトの動画で予習しておいた。
専用工具とはいえ、どこまでカシメて良いか明確な作りにはなっていないから。
およそ1回転レンチを回したところで、若干重みが増した。ここかな?
RKのサイトでカシメ良否判断の情報を漁ると、チェーン交換ツールの取説pdfの中に見つけることが出来た。
カシメ後のピン直径が「5.45 +0.1/-0」って、どんだけ職人技なんだ。
自分の職場なら、すぐ現場からTELかかってきそう。
しかも、「-0」って何だよ??
軽く疑問を覚えながらもノギスで測ると、5.7。
やり直すわけにはいかないし、クラックも見られないから、これで良し!
もう片方もカシメて、完了。
次は、F800GS。
初めての525サイズは、なかなか手ごわかった。
一瞬、切断を諦めかけたほど。
ちなみに、純正はREGINA製。
チェーンは、DID 525VX。純正は116Lで購入品は120Lと長すぎたが、¥7,970という価格には勝てない。
切断は520との差が大きかったが、カシメに必要な腕力はあまり変わらない。
カシメ後のピン直径は、5.8mm。
公式サイトによると、規格は5.7mm以上だからOK。
最後に、たるみを調整。
GSには、24mmのメガネレンチと13mmのスパナが必要。
分かりやすい機構だが、24mmで締めるアクスルナットのかかり寸法が少なく、残念な設計。
両車とも100mほど走ったくらいでは、外れ無し。これでいいだろ、たぶん。
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コメント
逆に、自転車にクリップタイプのジョイントが無いことに驚きました。チェーン本体の安さにも驚きです。
メンテの工賃も安くて、生活ダイジョブか?と心配になるほどです。
投稿: そーいちろ | 2019.10.24 23:34
私らの懐古自転車はカシメ(ピン)式のチェーンが一般的なのでその点では違和感無いですが、同じチェーンでもサイズと値段の違いに改めて驚きです(笑)
かかる力も雲泥の差でしょうし。
投稿: taboom | 2019.10.09 08:43