低圧用エアゲージの自作
トライアル用に低圧エアゲージを作ってみた。
肝心の圧力計本体は、モノ○ロウのラインナップでいちばんまともそうな日本製である、右下工業製160kPa型。
箱と製品に記載されたJISマーク、刻印されたシリアル№が信頼できそうな雰囲気。
雄ネジは、G1/4。
タイヤのバルブに押し付ける部品はエアーチャックと呼ばれていることを、初めて知った。
これも同じくモノ○ロウで、メーカーが明記されてるものを選択。
近畿製作所製。
圧力計とエアーチャックを接続するホースと継手,Oリング,ホースバンドは、ジョイ○ル本田で調達。
継手は、雌ネジG1/4を選ぶとφ9ホース接続のものしか選択肢が無かった。
真鍮製。
ホースは、耐圧1.5MPaであることを印字で確認できたもの。
外径12.5×内径8.5×長さ200mm。
エアツール売り場で、継手サイズに合わせて購入。
ホースバンドは、ホースサイズに合わせた最小サイズ。
Oリングは空圧用が販売されておらず、水道補修用。
圧力計の先端を測って、エイヤで選ぶしかなかった。
エアーチャックの首に内径10.8のOリングを付けて継手にねじ込むと、Oリングが働かないことが判った。
エアーチャックの雄ねじを削って短くすれば解決するが、出来るだけ無加工で作りたい。
シールする場所を変更して、内径5.8のOリングを採用。
継手の接続は、Gねじとはいえ使い方をアブノーマルにしたので、適当なトルクで締め付けた。
ホースに継手のタケノコ部を挿入すると手では抜けなくなったので、ホースバンドは要らなかったかな。
早速トラ車で測ってみると、針は80kPaを指した。
フルスケール400kPa,測定誤差±10kPaのBSエアゲージは40kPaを指したので、おそらくこちらが不正確だろう。入手して14年、校正してるわけでもないし。
今回は、試しに最低限の機能だけの部品構成だ。
次は、リリースバルブを付けて使い勝手を向上させよう。
なお、部品代は以下の通り。
圧力計 ¥1,640
エアーチャック ¥989
継手(2個) ¥450
Oリング(2個) ¥110
ホースバンド(2個) ¥330
ホース ¥100
合計 ¥3,619
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コメント
まことさん、コメントありがとうございます。
今でも、問題なく使えてますよ。
最近、低圧の市販品を中古で安く買ったのですが、測定値はぴたり同じでした。
常にトランポに入れっぱなしで寒暖の差が激しい環境だと思いますが、ゲージ本体に強い衝撃を与えない限り、大丈夫そうですね。
保管は、緩衝材無しのスチールケースに入れています。
是非、試してみてください。
投稿: そーいちろ | 2022.11.07 18:52
ほぼ同じことしようとしていて、検索してたどり着きました。
お聞きしたいのですが、耐久性などどうですか?
その後使われておりますか?
投稿: まこと | 2022.11.05 21:46